在宅医療の現場から 転職する際の仕事探しのポイント

転職する際の仕事探しのポイント

訪問看護師に転職したい人は、求人サイトや転職サイトなどを使って仕事探しをするケースが多いです。訪問看護ステーションごとに給与形態や勤務事情は異なりますが、転職に成功するにはどのように仕事探しをすると良いのでしょうか。
1つ目にチェックしたいものとしては、オンコール体制が挙げられます。訪問看護は基本的に平日の昼間に行いますが、多くの場合は患者の急変に備えて24時間体制で看護師がスタンバイしているのが実態です。その際は夜勤ではなくオンコールとなっており、給与もオンコールを担当した回数や曜日に合わせて支払われます。仕事探しの際には、オンコールや電話が鳴る頻度、オンコールを受けたときの出動頻度を把握しておきましょう。
次に挙げられるチェックポイントは、勤務日です。多くの訪問看護ステーションでは土日が休日となっていますが、事業所によって土日でも通常通り営業するところがあります。訪問看護のため土日は休日だと思っていたものの、実際には出勤しなければならなかったといった事態が起こらないよう、転職活動の際に忘れず確認しておくことが大切です。
3つ目は、事業所が民間の営利法人なのか、病院の一部として機能する医療法人なのかが挙げられます。営利法人の場合は、訪問件数や実績が給与やボーナスに反映されることが期待できるでしょう。一方、医療法人ではグループ内にさまざまな事業所を持つケースも多く、異動しやすいメリットがあります。